On the planet. MT
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遅く起きた休日の朝、パンケーキと紅茶を前に、息子から昨日のことや最近知ったことを聞いた。日本のあたりでは、地球は時速およそ1,374kmで回っているらしい。どうして人や物が吹き飛ばされないのか、不思議に思いながら、息子なりの考えを話していた。

朝食の後、息子はオンラインゲームで顔の見えない友人たちとやりとりをしている。私は部屋にこもり、昨日の仕事の続きを進める。昨日、写真について質問を受けたことを思い出す。あの答えでよかったのだろうか。一言では足りなかったように思う。窓辺で暇をもてあそぶ息子の吐く息が、窓ガラスを白く曇らせている。息子は友達が来るのを待っている。昨夜から降っていた雨は止んだが、濡れたアスファルトはまだ濃い色をしていた。

食後に妻は散歩に出かけていった。友達が来ると、息子は一緒にゲームをしながら、笑い声を上げている。妻が帰宅すると、手作りのどら焼きを温かいコーヒーと一緒に食べた。粒あん派かこしあん派かで話に花が咲いた。

南の窓から差し込む傾いた太陽の光は、雲の切れ間に合わせて、強くなったり弱くなったりをくり返している。先日、買ってきたドライフラワーを包む新聞紙には、今の世界のニュースが印刷されている。その新聞紙で花を包む妻を、夕陽が照らしている。

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Having practiced photography for a long time, an image often forms in my mind before I even press the shutter. When I...